日産鮎川義塾 九州本校事務局から活動報告です。
12月に第4期2回目の講義を開催しました。
まず前半は山下講師から「世界史で類例を見ない日本自由経済の理念」というテーマで、明治以降の日本経済の基礎づくりに大きく貢献した二人の偉人、160以上の大企業の設立に関わり、日産コンツェルンを創った鮎川義介氏と一代で500社以上の大企業を育成し、日本資本主義の父と言われた渋沢栄一氏の活動を紹介し、なぜ二人が一代でそのような偉業が出来たのか?考察し、共通する考え方の紹介がありました。
講義の中で印象に残った箇所は、二人とも「信用」を得ることをとても大切にされていた点です。
鮎川義介氏は、
「良心は「信用」の守本尊であり、「信用」は成功の母」という言葉を残し、
渋沢栄一氏は、
「商業の徳義でもっとも重要なのは、「信」である」という言葉を残されています。
普段からどれだけ人に信用されているか?
また、応援される人物になるにはどんな考えが大切か考える良い機会となりました。
次に後半は佐藤講師から「未来創造型経営「21世紀の教育」」というテーマでお話がありました。
人から知識を教えてもらったり、教養を深めることも大切だが、それを活かすためには、未来から過去まで見通す脳の力「○○」を鍛えることが必要であること、
「天声人語」の意味は…?
「學」という漢字にはどのような意味があるのか?
「帝王學」がなぜ必要なのか?
といった解説がありました。
講義の中で特に印象に残ったのは、「唯物拝金主義の末路は?」という思考トレーニングのワークです。
物やお金を稼ぐことだけを人生の目的にしたらどんな人生の末路が待っているのか?
受講生で考える機会を通じて、仕事だけでなく、様々なことに目を向ける機会をもっと得ように思いました。
次回の講義テーマは「ガイアコード」
紀元前の中国から伝わった「易経」が原典として作られた統計学で、自分自身の先天的に与えられた才能をいかに発揮し、人生を好転させていくか?学ぶことができる内容です。
受講生の皆様、次回の講義もどうぞ宜しくお願いします!